第4回パンデモ杯ARENA![THB] 優勝/準優勝インタビュー公開!
お久しぶりです。
Talです。
気がつけばもう2020年の4月、TCG業界に留まらず世界的に大変な状況になってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
僕はなんとか新生活を迎えて、違う環境(?)で頑張り始めています。
そしてパンデモMTG部では時代を先取りして開催していた「オンライン杯」がついに4回目を迎えました。
『テーロス還魂記』環境の総決算となった今大会、ぼくも選手/配信で参加させていただき、みなさんのおかげで大変な賑わいを見せてくれました!ありがとうございました!
配信の動画アーカイブは、こちらに残っていますので、ぜひご覧ください!
mimemo.io
今回は、優勝/準優勝デッキリストと、それぞれのインタビューを掲載させていただきます!
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優勝 るるよ:ディミーア・タッチ・”害悪”
クリーチャー:9
2:《残忍な騎士+迅速な終わり/Murderous Rider+Swift End》ELD
4:《厚かましい借り手+些細な盗み/Brazen Borrower+Petty Theft》ELD
3:《悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks》ELD
呪文:26
1:《タッサの介入/Thassa's Intervention》THB
2:《暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn》WAR
3:《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》GRN
4:《思考消去/Thought Erasure》GRN
4:《苦悶の悔恨/Agonizing Remorse》THB
2:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》WAR
3:《はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage》WAR
4:《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》WAR
3:《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse》THB
土地:25
3:《島/Island》THB
1:《沼/Swamp》THB
1:《ロークスワイン城/Castle Locthwain》ELD
4:《湿った墓/Watery Grave》GRN
3:《神無き祭殿/Godless Shrine》RNA
3:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》THB
2:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》RNA
1:《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》THB
1:《爆発域/Blast Zone》WAR
3:《次元間の標/Interplanar Beacon》WAR
3:《陰鬱な僻地/Dismal Backwater》M20
サイドボード:15
2:《疫病造り師/Plaguecrafter》GRN
3:《霊気の疾風/Aether Gust》M20
2:《否認/Negate》M20
2:《害悪な掌握/Noxious Grasp》M20
2:《神秘の論争/Mystical Dispute》ELD
2:《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》RNA
2:《夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render》WAR
[インタビュー]
◎デッキが完成した経緯を教えてください!
《悪夢の詩神、アショク》を使いたいが出発点のデッキで、前回のMTGA杯でも同じコンセプトのデッキを使いましたが、今回はそれをさらにブラッシュアップした形になります!
◎大会中一番活躍したカードを教えてください!
もちろん《悪夢の詩神、アショク》!
…と言いたいところですが、客観的に見るとどう考えても《時を解す者、テフェリー》ですね…。
やはりこのカードはどこかおかしい。MTGを破壊する害悪カードでした。
◎メインボードのこだわりを教えてください!
ベースは青黒で、白要素は《時を解す者、テフェリー》のみです。
当初の案ではもっと白が濃い、いわゆるエスパーコントロールだったのですが感触がいまいちで、思い切って白いカードをテフェリーのみに抑えることで《次元間の標》を採用しつつ、(青)(黒), (1)(黒)(黒), (1)(青)(青)のような色拘束の厳しい強力なカードを使用できる、無理のないマナベースを組むことができました。
《次元間の標》によるライフゲインがショックランドや《苦悶の悔恨》によるライフロス軽減や、アグロ耐性の向上に大きく寄与していました。
また、手札破壊デッキの弱点として、トップデッキに対応できないという点や、相手の手札が空になった場合にこちらの手札破壊呪文が腐ってしまう点がありましたが、テフェリーの忠誠度能力を用いて対戦相手のドロー後優先権に手札破壊呪文を使うことで、引いたカードを使わせることなく捨てさせ、手札破壊呪文を実質《Time Walk》にしてしまうという強烈なシナジーがお気に入りです。
※なお、間違ってもエスパーコントロールではなく"ディミーアタッチ害悪"です。
◎サイドボードのこだわりを教えてください!
サイドボードはある程度いろんなデッキを見られるようにまんべんなく採用したので
特に強いこだわりはありませんが、強いてあげるならば、《夢さらい》対策として《疫病作り師》をあえて採用した程度でしょうか。
サイド後に追加で投入されるであろう《否認》に引っかからないよう、あえてクリーチャーで対策を取ることにしました。
◎一番思い出に残るマッチ(スイスラウンド含む)はどれでしたか?
やはり、シングルエリミネーション決勝戦のVSニニィさんですね。
実はスイスラウンド1回戦でも当たっていて、その時はボコボコにされてしまい、どうやって捌くか非常に悩んでいましたが、大きなプレイミスをすることなく落ち着いてプレイできたことと、運の差に助けられなんとか勝利できたのでとても嬉しかったです。
配信させていただいたゲームでは、的確にコントロールする見事なゲームを見せてくれました!
優勝おめでとうございます!
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準優勝 ニニィ:シミック・ランプ
クリーチャー:23
2:《樹上の草食獣/Arboreal Grazer》WAR
4:《枝葉族のドルイド/Leafkin Druid》M20
4:《発現する浅瀬/Risen Reef》M20
3:《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》THB
2:《深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling》THB
4:《茨の騎兵/Cavalier of Thorns》M20
4:《裏切りの工作員/Agent of Treachery》M20
呪文:8
4:《成長のらせん/Growth Spiral》RNA
1:《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》WAR
3:《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》WAR
土地:29
7:《島/Island》THB
14:《森/Forest》THB
4:《繁殖池/Breeding Pool》RNA
2:《神秘の神殿/Temple of Mystery》M20
2:《ヴァントレス城/Castle Vantress》ELD
サイドボード:15
2:《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》RNA
2:《厚かましい借り手+些細な盗み/Brazen Borrower+Petty Theft》ELD
3:《タッサの介入/Thassa's Intervention》THB
3:《自然への回帰/Return to Nature》THB
2:《集団強制/Mass Manipulation》RNA
3:《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》ELD
[インタビュー]
◎デッキが完成した経緯
《裏切りの工作員》、《冒涜された者、ヤロク》が使いたかった。
パイオニアでも使ってたけど GPで辛酸を舐めさせられたので(笑)やっぱりスタンなのかなぁと。
で、工作員出すにはマナを伸ばさなければならない。土地多めに積んでウーロ、浅瀬、騎兵、ニッサでマナを伸ばそうと考えてたらヤロクが抜けてた。
◎大会中一番活躍したカード
《世界を揺るがす者、ニッサ》。
工作員はもちろん活躍したけど、この子のおかげでゲーム序盤に工作員出すことができたし、茨の騎兵も出すことができる。茨の騎兵が出るとウーロも出やすくなる。ランプの根幹はこの子ありき。
◎メインボードのこだわり
土地29枚!笑
あと1-2枚減らしてもいいかなぁと思ったけど、とにかく土地を出さないとランプの意味がないので。思ったほど土地引きおじさんにはならなかった。
◎サイドボードのこだわり
サイドは負け惜しみじゃないけど全然練れてなくて。たたさんにも「サイドが弱かったね」と言われた笑
マナが伸びるから《ハイドロイド混成体》、《タッサの介入》入れてたけどメインで動くことが多いデッキなのでタッサの介入じゃなくて《神秘の論争》でよかったのかなぁ。普段やるBO1だと白のエンチャントで追放除去されることが多くて、自然への回帰入れてたけど1回もサイドインしなかったなぁ。
パンデモメタを読み違えたね笑
◎一番思い出に残るマッチ
決勝戦の3戦目、るるよさんのターン、バウンスされた茨の騎兵と裏切りの工作員の2枚がハンドに、土地は6枚。
ハンデス打たれて 泣く泣く工作員を捨てたけど、次のターン土地を引いていて…
ディスコでも対戦後に話したけど、あそこで工作員を信じきれなかったのが、敗因かなぁと笑
アショク奪ってればワンチャンあったかも!?
除去に頼らず、相手のフィニッシャーを奪って勝つ。なんて平和なデッキなんだ!
ニニィさんらしさを残しつつ、思い切った構築を披露してくれました!
準優勝おめでとうございます!
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日本時間ではもう今日になりますが、「イコリア:巨獣の棲処」もついに発売を迎えます!
変容!怪獣!ゴジラ!!
大きいサイズのクリーチャーを普段扱わない僕でも、流石に男の子心がくすぐられてしまいますね!
次回「パンデモ杯ARENA!」は「イコリア」環境の末期、7月頃に開催予定です!
みなさんのご自慢の怪獣デッキ、お待ちしています!
そして、パンデモMTG部は、荻窪の「カフェ&ゲームバーことぶき」を応援しています!
是非「イコリア」ご購入はことぶきさんにて!
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
みなさんもくれぐれもお身体にはお気をつけて!