アルミ缶の上で樽未完

そこら辺のいちゲーマー/TCGプレイヤー”たるる”のメモ的な何か。所属コミュニティ「パンデモMTG部」の身内MTG大会「パンデモ杯」についてもあれこれ。

ご挨拶・GP静岡2018(レガシー)参戦記①

はじめまして!

Tal(たる)と申します。MTGArenaは[cosmaxia]というIDでプレイしています。マッチしたらよろしくお願いします。MOはまだやってません。

 

MTG歴は『戦乱のゼンディカー』(BFZ)から大体3年。

スタンから始めて、レガシー歴はちょうど1年位です。

 

今回、仲間からの誘いもあって、レガシーを始めて1年目の括りとして、11/29~12/2で開催されたグランプリ静岡2018(レガシー)に参戦してきました。

結果から言うとボロ負けだったのですが、これを機にしっかりと、「強くなる」ことを目指したい、具体的には先ずはGP二日目進出、それが叶うようになれば次はTop8…と真摯にMTGと向き合いたいと思い、自分の思考メモ、そしてしっかりと「強くなる」ための土台として、こうして記事を書いていこうと思い筆を執っています。

自分自身まだまだ未熟なので、この思考メモ自体が間違っていることはとても多いと思います。是非いろいろコメント頂けたら幸いです。

 

また、こういった形でブログを書くのも実は初心者なので、いろいろ工夫しながら見やすく書けるよう努力しますが、はじめのうちはとても見づらいかと思います。どうかご容赦ください。

 

さて、前置きはこれくらいにしておいて本題の方へ。

 

 

グランプリ静岡2018(レガシー)参戦記

ーーーーーーーー

 

 【使用デッキ】ゾンバードメント/Zombardment

クリーチャー:15
1:《屍肉喰らい/Carrion Feeder
4:《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier》
4:《墓所這い/Gravecrawler》
4:《恐血鬼/Bloodghast》
2:《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》

呪文:25
4:《納墓/Entomb》
4:《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
3:《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》
2:《黄泉からの橋/Bridge from Below》
3:《未練ある魂/Lingering Souls》
1:《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
1:《苦花/Bitterblossom》

土地:20
2:《沼/Swamp》
1:《山/Mountain》
2:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1:《知られざる楽園/Undiscovered Paradise》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《Scrubland》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
2:《血の墓所/Blood Crypt》
1:《Badlands》
3:《湿地の干潟/Marsh Flats》
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》
1:《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》

サイドボード:15
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
1:《暗黒破/Darkblast》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
2:《悪魔の布告/Diabolic Edict》
4:《摩耗+損耗/Wear+Tear》
1:《盲信的迫害/Zealous Persecution》
1:《強迫/Duress》
1:《沈黙の墓石/Silent Gravestone》
1:《真髄の針/Pithing Needle》
1:《罠の橋/Ensnaring Bridge》

 

ゾンバードメントは、《墓所這い》・《恐血鬼》などの墓地から自己帰還するクリーチャーを《ゴブリンの砲撃》などのコストに充てながら攻めるコンボ・アグロデッキです。

アーキタイプ自体の詳しいお話は

mtg-jp.com

を御覧ください!

 

こちらでは僕の細かいフリースロットの調整と、それぞれの採用理由、そして「言い訳」を書いていきます。

 

まずはサクリ台(生贄エンジン)

1:《屍肉喰らい/Carrion Feeder

1ターン目に出してもクロックになるし、疲弊したあとに引くと《墓所這い》を墓地から唱えるエンジンになりアドバンテージ回復手段になる。このデッキで唯一生物除去がヒットするという致命的な弱点。

2:《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》

主に対奇跡を見て、干渉されづらいサクリ台として。対奇跡は、《終末》に対応して《墓所這い》・《恐血鬼》を墓地に逃がせるかが肝だと思っているので。

3:《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》

メインギミックの一端。絶対に引きたいので3枚。

1:《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》

 サブギミック。これと《墓所這い》と《黄泉からの橋》で無限コンボ。《真髄の針》・《ファイレクシアの破棄者》対策に《ゴブリンの砲撃》と散らす目的で1枚。コンボは引けたら狙う程度の気持ち。

【参考】

mtg-jp.com

 

続いて呪文、

4:《納墓/Entomb》、2:《黄泉からの橋/Bridge from Below》

メイン戦でのリーサル・ウェポンとして。1枚は《黄泉からの橋》を墓地に落としたいが、複数枚手札でダブつかせるのは危険だと判断。必要なシーンで橋を直接落とせ、状況次第では《恐血鬼》や《未練ある魂》も引っ張り出せる《納墓》をフル投入し、《黄泉からの橋》は最低限に。

3:《思考囲い/Thoughtseize》

コンボ耐性をつけるため。メイン戦ではコンボ・フェア問わずできれば1ターン目囲いスタートしたいと思ったので3枚。フェアデッキ相手には概ねサイドアウト。後述するが致命的に首を絞めていたのも事実。

3:《未練ある魂/Lingering Souls》

主に対《秘密を掘り下げるもの》(デルバー)、空を止める貴重な防衛力。加えてサイド後は《罠の橋》下でチクチクし続けることも。グリコンや奇跡相手にも連打すると強いので3枚。とはいえグリコン奇跡は地上生物だけでも押し切れるので、他にすること無いときだけFBしてたような気もする。デルバーには効く。

1:《苦花/Bitterblossom》

《思考囲い》がコンボデッキ耐性ならば、こちらはフェアデッキ耐性。《未練ある魂》と同じく主に対デルバー。《未練ある魂》の4枚目の枠としての1枚。こちらも後述するがやや自分の首を絞めていたが、最終調整の段階で「好きだから」という理由で入れたので後悔はない。

 

そして土地、

2:《沼/Swamp》、1:《山/Mountain》

ガルガドンも2枚入れたので不毛を恐れて山1枚。

1:《Badlands》、1:《Scrubland》、2:《血の墓所/Blood Crypt》、1:《神無き祭殿/Godless Shrine》

このデッキリスト最大の懺悔ポイント。敗北の言い訳にはしないという自己約束のもと、デュアルランドの不足分をショックランドで。囲いや苦花と相まって自分の首を絞めるシーンもありました。すみませんでした。決してレガシーを嘗めているわけでは無いことだけはお伝えしたいです。

10:フェッチランド

山を1枚入れたので山を持ってくることができる《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》を4枚。その他を散らして計10枚。

1:《知られざる楽園/Undiscoverd Paradise》

中盤以降(特にフェアデッキとの対戦において)、《恐血鬼》を何度も呼び戻すエンジンとして。初動には決して用いたくないので1枚。

1:《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》

どちらかというとサクリ台の枠。《縫い師への供給者》スタートすると、土地や砲台を探しに、縫い師で落ちた《信仰無き物あさり》をフラッシュバックしたくなるシーンが多く、少ない土地からなんとか物あさりFBにこぎつけるためのマナジャンプも兼ねて。

 

そして最後にサイドボード、

1:《暗黒破/Darkblast》、2:《悪魔の布告/Diabolic Edict》、1:《盲信的迫害/Zealous Persecution》

除去の枠。

《暗黒破》は《納墓》からサーチでき、墓地肥やしつつ除去を連打できるのでデスタクやグリデルを殺戮できる(したかった)。

《悪魔の布告》は苦手なリアニ・ショーテル両コンボへのせめてもの抵抗、《真の名の宿敵》や《グルマグのアンコウ》も落とせる。

《盲信的迫害》は赤単プリズンの《ゴブリンの熟練扇動者》系や、奇跡の《僧院の導師》、ANTの《巣穴からの総出》などを見つつ、デスタクやネメシスへの除去として。飛行1/1トークンが並んでいる状態ではクロック増加にもなるとおもいこれを採用。

2:《外科的摘出/Surgecal Extraction》

直前メタから墓地利用系はそんなに多くないだろうと踏み2枚。多いだろうと考えた《暗黒の深部》系デッキに対して、《不毛の大地》→《外科的摘出》という動きができるなら3枚でも良いかなと思ったが不毛は入れていないので2枚。

1:《強迫/Duless》、1《紅蓮破/Pyroblast》

せめてものコンボ対策。ANTに対してライフを失いたくないので、追加の《思考囲い》としての《強迫》、《全知》・《実物提示教育》への意趣返しとしての《紅蓮破》。《紅蓮破》は《瞬唱の魔道師》へのカウンターにもなるのでグリコンや奇跡にもサイドイン。

1:《沈黙の墓石/Silent Gravestone》、1:《真髄の針/Piting Needle》、1:《罠の橋/Ensnaring Bridge》

相手の《外科的摘出》・《瞬唱の魔道師》への対策として《沈黙の墓石》。グリコンは特に《瞬唱の魔道師》→《コラガンの命令》がメインアドバンテージエンジンみたいなところがあると考え、自分の墓地を守りつつそこを牽制できるならと思い1枚。

便利枠の《真髄の針》。大体《最後の望み、リリアナ》や《精神を刻む者、ジェイス》を止める。

エルドラージ、スニークショー、リアニメイト、奇跡の《天使への願い》対策として《罠の橋》1枚。ゾンバードメントは手札が減りやすいので、デスタクなどのアグロ全般にサイドインできる。自分は《ゴブリンの砲撃》撃てばいいので。

4:《摩耗+損耗/Wear+Tear》

《虚空の力線》と《虚空の盃》を許すな。《墓掘りの檻》も割れるけど、檻はほとんど1枚挿しだし、こちらが摩耗損耗を腐らせるリスクを背負ってサイドインしたくないなあという葛藤に最後まで決着はつかなかった。メインに《削剥/Abrade》入れたいなあとずっと思っていたのは主に檻が原因。それ以外は摩耗損耗のほうが圧倒的に強い。

 

 

まとめると、主に奇跡・グリコンを見る形でフェアに寄せたタイプとなります。

苦手なコンボはある程度切って、有利~微有利つくデッキを相手に渡り合おうと考えての調整です。

 

ちなみに身内練習の調整環境は

デスタク、グリコン、奇跡、BGデプス、赤単プリズン、グリクシスシャドウ

でした。

詳しい戦績は記録していないけど、デスタクには大体7-3有利、グリコンには6-4有利、奇跡5.5-4.5有利、BGデプスは1-9不利、プリズン2-8不利、グリクシスシャドウ6-4有利、位な感覚でした。

 

 

ーーーーーーーー

 

 

そしていざ本戦のマッチアップ。

 

R1 カナディアン・スレッショルド WLL
R2 URデルバー LWL
R3 BUGレオヴォルト WW-
R4 BRリアニメイト LL-
R5 スニークショー LL-
R6 デス&タックス LWL
R7 Bgリアニ WLL
R8 スニークショー LL-

 

Total 1-7で初日落ちでした。惨敗。

 

本戦の対戦内容、反省は②に書きます!

長くなりましたがここまで読んでいただいてありがとうございました。