アルミ缶の上で樽未完

そこら辺のいちゲーマー/TCGプレイヤー”たるる”のメモ的な何か。所属コミュニティ「パンデモMTG部」の身内MTG大会「パンデモ杯」についてもあれこれ。

【モダン】勢いでドレッジを組んでMMM Finals東京にでた話

【目次】

  • 【まえがき】
  • 【デッキについて】
  • 【マッチアップ】
  • 【あとがき】 

 

【まえがき】

こんにちは、Talだ。初めましての方は初めまして。


普段は「FINAL FANTASY XIV/Pandaemoniumワールド」で遊んだり、同サーバーの仲間たちとのMTGコミュニティ「パンデモMTG部 (@PandaemoniumMTG) | Twitter」でMTGを楽しんでいる。

 

今年の1月末にGP名古屋(パイオニア)に行って以来、件の世相に突入してしまった為、久しく紙の大型大会でMTGをする機会に恵まれなかったのはみんな同じだろう。

大きな大会が無い代わりに、「イコリア」、「ダブマス」、「ゼンディカーの夜明け」、そして「統率者レジェンズ」とブースター発売の連続。こうも新規カードが刷られ、再録がされれば、当然デッキを組みたくなるのがカードゲーマーというもの。

 

そして、デッキを組みたい欲が高まっていた所に突如彗星のごとく発表された「MMM Finals」。しかもなんと、東京でも開催するとのこと。

去年秋のBMOが台風で中止になってから大型大会の開催がほぼなかったモダンだが、ここに来て紙MTGのプレイ欲が爆発してしまった。

 

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第4回パンデモ杯ARENA![THB] 優勝/準優勝インタビュー公開!

お久しぶりです。

Talです。

 

気がつけばもう2020年の4月、TCG業界に留まらず世界的に大変な状況になってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

僕はなんとか新生活を迎えて、違う環境(?)で頑張り始めています。

 

そしてパンデモMTG部では時代を先取りして開催していた「オンライン杯」がついに4回目を迎えました。

『テーロス還魂記』環境の総決算となった今大会、ぼくも選手/配信で参加させていただき、みなさんのおかげで大変な賑わいを見せてくれました!ありがとうございました!

 

配信の動画アーカイブは、こちらに残っていますので、ぜひご覧ください!
mimemo.io

 

今回は、優勝/準優勝デッキリストと、それぞれのインタビューを掲載させていただきます!

 

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第1回パンデモ杯ARENA!(スタンダード) メタゲームブレイクダウン/Top4デッキリスト&入賞インタビュー

お久しぶりです!Talです。

 

11/22~11/29の間、Magic:the Gathering Arenaを用いたスタンダードのカジュアル大会、その名も「パンデモ杯ARENA!」が開催されました。

今回は、総勢16名のメタゲームのまとめ、そしてシングルエリミネーション・トーナメントの激闘をくぐり抜け見事Top4に輝いたプレイヤーとデッキを紹介しましょう!

また、パンデモ杯ARENA!はなんと僕Talが実況をいたしまして、Youtubeにて対戦の模様を配信するという試みもさせていただきました。僕自身初めての経験でしたので、拙い実況になってはしまったものの、かなり楽しく、かつ楽しんでいただけたのではないかと思います。ご視聴いただいた方、お付き合いただきありがとうございました!

 

対戦配信の模様はすべて動画アーカイブでご覧いただけますので、そちらもよろしくお願いいたします!

 

mimemo.io

 

では本題に入りましょう!

 

 

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デッキテク:『タイタン・ポスト』(第38回パンデモ杯優勝)

“マジックで一番大切なものは、マナだ。”

 

たとえ君がどんなに偉大なプレインズウォーカーだとしても、呪文を唱えるにはマナ(また時には幾つかのライフ)が必要となるだろう。

だがマナさえ用意できるのならば、君は自由だ。1マナで唱えられる手品のような呪文から、10数点のマナを注ぎ込み顕現する強大なクリーチャーまで、多元宇宙のありとあらゆる力を、堂々と扱うことができる。

 

では、どうやってマナを用意しようか?

 

これは流石に愚問だったね。土地を置こう。

山セット、これで1マナだ。次のターンに森を置けばの2マナ、次いで島を置けばも加えて3マナとなる。

…というのが、普通のスピードだ。

土地1枚から1マナ?そんな素直なことをしていては、10マナを目指してただただ土地を置いている間に、ゲームに負けてしまう。

 

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デッキテク:『ナヤ・モンスター』(第37回パンデモ杯優勝)

また今月も、パンデモ杯の週がやってきた。

 

今回のフォーマットはスタンダード構築。エルネストが《サルカンの封印破り/Sarkhan's Unsealing》で数多の敵を焼き払い優勝した前回の12月から約3ヶ月、『ラヴニカの献身』を経て、此度は一体どんなアーキタイプが優勝を飾ったのだろうか。

シミック・ネクサス?

スゥルタイ・ミッドレンジ?

はたまた赤単?

いやいや、まさか。このパンデモMTG部の環境をナメてはいけない。世間のメタゲームなど気にもとめず、皆が思い思いの構築デッキを持ち込むのがお決まりの当大会だ。ここでは《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》に怯える必要も、《舞台照らし/Light Up the Stage》で土地2枚が捲れることを祈る必要も、《運命のきずな/Nexus of Fate》を連打される時間を潰すマンガを持ち込む必要さえもない。

この環境こそ、まさに伏魔殿、いや万魔殿であるとも言えるだろうか。

 

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(MTGAのPandaemoniumルール、面白いよね) 

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デッキテク:『マルドゥ』(第36回パンデモ杯優勝)・『バント』・『ジャンド』・『エスパー』

去る2/16、都内某所で第36回パンデモ杯(シールド)が開催された。

今大会はなんと、普段は主にオンライン杯に出場してくれている遠方勢が遠征参戦してくれ、14名によるスイスラウンド4回戦という、普段より大きな規模で行われた。

 

アゾリウス、シミックラクドス、オルゾフ、そしてグルールが満を持してスタンダードに参戦した『ラヴニカの献身』(以下RNA)には多色のパワーカードが沢山収録されており、リミテッドのデッキ構築をとても楽しいものにしてくれている。ギルドの色に沿っての2色デッキに加えて、基本土地枠からギルド門が排出されることもあり、それらのギルドを混合させた3色のデッキ、更には各色の優良カードを満足に搭載した4色・5色のデッキを構築することすらも出来るだろう。

 

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冷やしモダン、はじめました。~青赤ストームの練習について~

こんにちは、Talです。

 

『ラヴニカの献身』も発売されて、スタンダードはもちろんのこと、

青い《墓忍び/Tombstalker》こと《プテラマンダー/Pteramander》がモダンのイゼットフェニックスやレガシーの青赤デルバーで姿を見せたり、

 

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実質1マナ2ドローとも言える《舞台照らし/Light Up the Stage》、1マナ3点の新戦力《批判家刺殺/Skewer the Critics》がバーンに採用されたり、

 

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更には、統率者戦/EDHでは《息詰まる徴税/Smothering Tithe》が入れられるようになっていたりして、さすがラヴニカ!といった具合に各フォーマットが盛り上がっていますね!

 

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